長湯をした後に肌を触ったらガサガサと乾燥している……そんな経験をしたことはありませんか? 肌にいいイメージがあるお風呂ですが、実は長湯は肌を乾燥させる原因の一つなんだとか。
今回は、長湯で肌が乾燥する理由と乾燥を防ぐ方法を紹介します。
長湯で肌が乾燥するのはなぜ?
お風呂に長く浸かると、体の芯まで温まり肌の血色がよくなるので、なんとなく「長湯=肌にいい」という印象がありますよね。その一方で「長湯をした後は肌が乾燥してる気が……」と悩む女性も少なくないのではないでしょうか。
皆さんが感じている通り、実は長湯は肌を乾燥させるといわれています。長時間熱いお湯に浸かっていると、肌の角質層にある保湿成分が溶けて流出してしまうからです。
「肌にいいから……」と思ってやっていた長湯は、肌の乾燥の原因になっている可能性があるとはいえ、お風呂は仕事や家事などで疲れた女性にとっての癒しであり、「のんびり浸かっていたい!」と思う日もありますよね。
そんなときはちょっとした工夫をして、長湯後もしっとりと潤った肌を保てるようにしましょう。
次からは、長湯による肌の乾燥を防ぐ方法を紹介するので、お風呂好きの女性は要チェックですよ♡
長湯による肌の乾燥を防ぐ方法
ここでは、長湯による肌の乾燥を防ぐ方法を紹介していきます。
1.お風呂の温度は40度以下に設定
「今日はお風呂に長く浸かってリフレッシュするぞ〜!」という日は、いつもよりお風呂の温度を下げるようにしましょう。
できれば40度以下に設定するのがおすすめです。お湯が熱いほど、皮膚の角質層にある保湿成分が溶けて流出しやすくなってしまうからです。
お風呂の温度は、体温より少し高い38度〜40度に設定するのがベストだといわれています。特に長湯をするのであれば、「ちょっとぬるいかな?」と思う温度で十分です。
2.保湿成分配合の入浴剤を使う
入浴剤には、炭酸ガス系や無機塩類系など様々なタイプがありますが、乾燥を防ぎたいなら保湿成分配合のスキンケアタイプのものを。お風呂に浸かりながら肌に潤いを与えられるので、長湯による肌の乾燥の緩和を期待できます。
普段の保湿ケアだけでは物足りない方や、ボディの保湿ケアをついついサボってしまうという方にもおすすめです。
3.濡れた肌にも使えるアイテムで保湿ケア
お風呂から上がった後は、すぐに保湿をしないと肌は乾燥状態に。時間が経つにつれて乾燥は進んでいくので、お風呂後はすぐに肌の保湿をすることがポイントです。
お風呂後にスピーディーに肌を保湿するには、濡れた肌にも使える保湿アイテムを活用するのがおすすめ。お風呂から上がった直後、体を拭く前に浴室内でパパッと保湿をすることができます。長湯をしすぎて体がなんとなくダルいときでも、手軽に保湿できるのが嬉しいポイントです。
とにかく時間が勝負、目につきやすく、また手に取りやすい場所に保管しておく工夫もぜひ。乳液タイプやオイルタイプなどいろいろなタイプがあるので、自分が使いやすいものを試してみてはいかがでしょうか。
長湯をするときは肌の乾燥を防ぐ工夫を
今回は、長湯で肌が乾燥する理由や、長湯による肌の乾燥を防ぐ方法を紹介しました。長湯をすると肌の角質層にある保湿成分が溶け出し、肌は乾燥してしまいます。
長湯をする際は、今回紹介した肌の乾燥を防ぐ方法を試して、しっとり潤いのある肌を保てるようにしましょう♡